ディレクターでもできる!!Redmineプラグインの作り方(その1)~環境構築~
はじめに
このシリーズでは、プログラマーではない僕(Webディレクター)が「Redmine 表記ゆれ辞典 プラグイン」を作った時に学んだノウハウを、何回かに分けてご紹介しようと思います。
ちなみに僕は、HTMLはガッツリ書けて、Redmineも普段から使ってるけど、Ruby on railsは「何それ、おいしいの?」というぐらい全く知らない状態です。
僕と同じように「手さぐりでRedmineをカスタマイズしながら使っている、プレイングマネージャー的な雑用係 兼 ディレクター 兼 プロマネ」の手助けになれば幸いです。
Redmineプラグインの開発環境の構築
1. 一応、僕の環境
OS:Windows8.1(64bit)
2. Bitnamiのダウンロード
Bitnamiとは、PCのローカル環境でRedmineを動作させるために必要なもの一式(Webサーバ、DBサーバ、Redmine本体)が1セットになった、非常に便利なものです。
このBitnamiさえインストールしてしまえば、環境構築はほぼほぼOKと思っていいでしょう。
- ダウンロードページにアクセス「Bitnami Stack Redmine Installer」
- 自分のOSに合ったexeファイルをダウンロード。(僕の場合はWindows)
-
ダウンロードするのに、「ログインしてくれ」とか言われるけど、今回は「No thanks.」でおk。ログインしなくてもダウンロードできます。
「ログインしてくれ」とか言われるけど、今回は「No thanks.」でおk
3. Bitnamiのインストール
- ダウンロードしたexeを実行
- 言語を聞かれますが、あえて「English」を選んでください。Englishにしないと、この後のインストーラーの画面が文字化けします。
※ ちなみに、ここで選択する言語はあくまでインストーラーの言語です。Redmineの言語ではないので(後でRedmineの言語は別途聞かれます)、ご安心ください。
- 「アンチウイルスのアプリが動いているとインストールに時間がかかるかもよ」的なことを言われるので、はいはい…、とYesをクリック。
- 「Next」をクリック。
- 何も気にせず「Next」をクリック。
- インストール先を指定して、「Next」。
- ここで、Redmineの管理者アカウントのIDやパスワードを決めます。
ローカル開発用なので、僕は適当に「admin」「password」とかにしちゃってます。
- ここでやっと、Redmineの言語設定です。「Japanese」を選択して「Next」。
- メールの送信設定(SMTPサーバーの設定)を聞かれます。
僕はチェックを入れて、Gmailを選択。
※ ちなみに、メールに関係するプラグインを開発しないのであれば、設定不要なのでチェックを外してOKです。
- Gmailのアドレスとパスワードを入れます。
(先ほどの画面でチェックを外した場合は、この画面は出ません)
- クラウドホスティングが云々…と書かれていますが、ここはチェックを外して「Next」。
- インストールがはっじまーるよー!「Next」。
- 環境にもよりますが、15分~20分ぐらい待ちます。長い!!
- インストール完了!!「Finish」をクリック。
- ブラウザが立ち上がって下記のページが表示されます。「Access Bitnami Redmine Stack」をクリック!
- まっさらなRedmineが立ち上がりました!!
これで、最低限の環境構築は完了です。お疲れ様でした。
次回は…
次回は、実際にコマンドやコードを用いて、開発の手順を書いていきたいと思います。
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